【独学最短合格】日商簿記3級最短勉強方法~義務教育にするべき?メリットも紹介~【2023年最新】

簿記

レオナルドです!

 

本記事はこんな方にオススメ

 

「日商簿記3級」取得しようか迷っている方
「日商簿記3級」取得のための勉強でお困りの方
市販の参考書でインプットしていて睡魔に襲われる方
独立・経営に興味がある方
株式投資に挑戦したい方

 

 

この記事によって分かること

 

「日商簿記3級」取得でのメリット
「日商簿記3級」最短合格のための勉強法
参考書以外の効率的なインプット方法
独立・経営においての簿記の重要性
株式投資おいての簿記の重要性

Accounting documents

日商簿記3級とは?

 

最近、ひろゆきさんやリベ大の両学長も簿記の重要性を良く発信されており注目度が上がってきていますね。

 

その簿記の中でも日商簿記3級とは、簿記の基礎を学ぶことができる資格です。

 

簿記とは、会社の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにするための技術のことです。

 

その簿記の技術を用いて財務状況を諸表化した書類が、普段ちょいちょい耳にする貸借対照表や損益計算書、英語で略すとB/SだったりP/Lだったりするのです。

 

 

なので簿記は、企業の分析を行う上ではとても重要です。

 

簿記の知識があると様々な経済活動の財務状況を把握することができるので、自分が勤めている会社の財務状況を把握し改善点を指摘することも、投資を考える会社の財務状態を読み取り今後の展望を予測したりもできるわけです。

 

このメリットだけでも簿記の知識がある方が間違いなく得だと分かると思います。

 

簿記の資格には主催団体の違いで日商簿記、全経簿記、全商簿記がありますが、簿記といえば一般的に日商簿記のことを指すことが多く、この記事も日商簿記についてになります。

 

日商簿記の難易度は1級~3級までありますが、最も基礎的な簿記3級の内容を理解できると、商店や小規模の企業の経理が理解できるようになるといわれています。

 

イメージとしては小売業で、仕入れたものをそのまま販売する業態の経理処理が理解できるようになります。

 

簿記では、仕入れたものをそのまま販売する業態の簿記を商業簿記、一方で工場のように、仕入れた原材料を加工して製品化したものを販売する業態の簿記を工業簿記と分類し、工業簿記は2級からの試験範囲になります。

日商簿記二級についてはこちら

日商簿記3級を取得して得られるメリットは?

 

まず、日商簿記三級で転職・就職で有利かというところですが、プラスにはなるが、そこまで高い評価・決定打にするには少し物足りないです。

 

日商簿記2級レベルからは転職・就職において評価点が高いです。

 

ただFP(ファイナンシャルプランナー)資格と同様、転職・就職の評価へのプラスが少なくても、日商簿記3級取得で得られる知識はビジネスにおいてだけではなく、日常生活においても知っているとメリットがあります。

 

お金の流れが理解できる

日商簿記3級での学習分野は個人商店規模の商業簿記です。

 

この個人商店規模の商業簿記は、基本的に物を仕入れて売るという最も単純な取引の中で、どのタイミングで、どのように収益や費用が発生しているのかを理解することが出来ます。

 

そもそもビジネスというのは安く仕入れて高く売り利益を上げることで成り立っているため、そういった流れが分かる事は非常に大切です。

 

また、これはビジネスに限ったものではなく、日常生活で家や車などをリセールまで考えて購入する方にとっても、お金の流れを知ることは重要です。

 

さらに、仕入れに対していくら上乗せすれば収益が発生するのかと言ったことや、普段購入しているものは原価はどれくらいで、どれくらいの付加価値があるのかといったことも想像できるようになります。

 

財務諸表を分析できるようになる

 

簿記は日々の取引を集計して年間の財務諸表を作成することを目的としています。

 

財務諸表とは、企業の財務状況を示す複数の書類で、関係者に一年間の財政状況や経営成績を知らせることを目的とします。

 

ただ、財務諸表の各項目はその企業の特性や業態によって数値や割合がかなり変わってきます。

 

簿記を学習することで、この財務諸表の構造を体系的に学ぶことができるので、財務諸表を分析をただ見るだけでなく、分析できるようになります。

 

財務諸表が分析できるようになると、企業への投資判断をファンダメンタルの面から分析してジャッジできるようになります。

 

例えば、黒字倒産する企業に投資してしまったりということもなくなります。

 

なので、投資が重要視されてきている現在では財務分析ができるということが非常に需要になってきています。

 

また、自分が勤めている会社がどういう財務状況かも分析できるようになるので、会議の時や予算を組む際に経営者に向けて発言する場面でP/LやB/Sを意識して話すことで分かりやすく、納得してもらいやすくなります。

 

副業・独立する際に有利

 

副業や独立している方で、せどりやサイトから収益を得たりしている場合、簿記の知識があるとかなり有利です。

 

というのも、会社以外での収益がある場合、確定申告と呼ばれる税金に関する手続きをする義務があります。

 

その際、売上や費用に関して仕訳をしなければならず、簿記の知識が不可欠となってくるのです。

 

また、何をどのように費用として計上すれば、適正な税金を支払わなければならないか(必要以上に多く税金を払わなくて済むか)わかるので、将来独立を考えている方、副業してみたい方は勉強しておくと有利です。

 

 

上位資格につながる

 

日商簿記3級には上位資格として2級や1級があり、さらに上には税理士や公認会計士と言った独占業務がある資格もあります。

 

これらの上位資格に挑戦するには基礎となる簿記3級の知識は不可欠です。

 

他にも基本情報技術者試験や応用情報技術者試験と言った情報系の資格のストラテジ分野、中小企業診断士やFP(ファイナンシャルプランナー)と言った財務・経営の分野に通ずる知識を得ることができます。

 

日商簿記3級やFP3級は他の資格を取る際にかなり有利ですので、将来的に色んな資格を取って仕事に活かしたい場合はまず日商簿記3級やFP3級から学習してみる事はおすすめです。

 

FP3級の記事を貼っておくので参考にしてみてください。

 

 合格に必要な勉強時間と最短勉強方法

 

日商簿記3級合格の勉強時間は、一般的に50時間~100時間で、1カ月~2カ月となっています。

 

私は2017年に合格しましたが、30時間ほどは費やしたかなと記憶しています。

 

短時間で合格できたといっても点数は70点台でギリギリの合格でした。

 

今思うと日商簿記3級でギリギリの点数というのは、とりあえず合格できただけで本質を理解しておらず、ビジネスや日常生活に応用できるレベルではないなと思います。

 

その時の勉強法はテキストを読んで過去問を解くという一般的な勉強法で合格しました。

 

時間配分はテキストを読むので20時間、過去問等の問題を解くので30時間かけたイメージです。

 

その時使用したテキストはTHE王道のみんなが欲しかったシリーズです。

 

ただ、短時間でこの勉強法ではしっかり理解することが私はできていなかったと思っています。

 

実際、この後2級の参考書を購入し学習を進めましたが、途中で挫折しました。

 

その後、勉強法を変えて2021年に日商簿記2級に合格しました。

 

その勉強法で3級に挑んでいたら、もっと短時間で理解度も高い状態で、意味のある合格ができたと思うので、その勉強法を紹介したいと思います。

 

その勉強法は「授業を受けること」です。

 

おいおい!まてまて!それ独学ちゃうやんけーーーーー!って声がめっちゃ聞こえましたwww

 

でも私が言っているのは予備校に行くってことではないんです。

 

「講義動画を聴講する」ってことです。

 

いやいや!それも授業料かかるし、独学ちゃうやんけーーーーー!ってなりますよねwww

 

これがなんと無料なんです!

 

はいはい、この人なんか怪しいこと言いだしたでってなってますよね?Www

 

 

この時代なんとめっちゃわかりやすい簿記の講義動画をYouTubeにアップしてくれている方々がいるのです!

 

ね?無料だし怪しくないでしょ???

 

その中でもおすすめなのが

 

「ふくしままさゆき先生」のYouTube動画です。

 

【簿記系YouTuber?】ふくしままさゆき
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そして、ふくしま先生はkindleで教科書も執筆してくれています。

 

ということで、これから日商簿記3級の勉強をするならYouTubeで講義動画を聴講して、kindle本を辞書代わりに使って、そして過去問を解くことをおすすめします。

 

 

これで私は、2021年に一度挫折した日商簿記2級に、理解をした上で短期で意味のある合格を手に入れることができました。

 

2017年にこの動画があればなぁと本気で思います。(´;ω;`)

 

そして、今こんなコンテンツがあるので勉強する人としない人の差はどんどん開いていくんだろうなぁと思います。

 

後、勉強においてアウトプットの重要性の理解はとても重要だと考えているので、アウトプットに関しての記事を貼っておきます。

 

おすすめテキスト・問題集

 

という訳でおすすめのテキストはふくしま先生のYouTube動画で、何かテキスト媒体を勧めるならふくしま先生のkindle本です。

 

おすすめ問題集は過去問ならなんでもOKで、私は日商簿記2級勉強の際にはTACの問題集を使用しました。

 

 

CBT方式について

感染症の影響により2021年から従来のペーパーの試験とは別にCBT方式(Computer Based Testing方式)での試験が開始されました。

 

この方式でメリットと注意点・デメリットだけ軽く記載しておきます。

 

メリット

自分の好きなタイミングで試験に申し込める
不合格でもすぐに数日後に再試験を受けることが可能(受験料は都度必要)
自動でカンマが入力されるので桁ミスが減る
合否が試験終了直後に分かる

 

 

注意点・デメリット

パソコン操作が苦手な人には不利
問題文に書き込みできない
試験後は試験問題が持ち帰れないため間違い直しができない

 

簿記の試験では、問題文を読み間違えたりしていてもうまく割り切れてしまい、間違いに気付かず大きく失点し、不合格になるケースも少なくありません。

その際、CBTでは間違い直しができないためどこが間違えていたのかが分からないんですね。

そして分からないまま次の試験を受けないとダメなのでその点が不安です。

ただ、2021年現在はCBT方式が始まったばかりで少し難易度がこれまでより下がっている気がするのでお金に余裕がある方は多少不安でもガンガン試験を受けてみるのをお勧めします。

 

 

まとめ

 

日商簿記3級は取得することより、取得するための勉強で得る知識が有用です。

 

なので日商簿記3級の勉強をすることは人生において間違いなくプラスになります。

 

でも、目標なしに勉強することは、なかなかモチベーションが続きません。

 

そこで、モチベーション維持のためにも日商簿記3級取得を目指してみることをおすすめします。

そして、勉強の際はYouTubeの講義動画を活用しましょう。

 

その上で、簿記に興味が持てたり、さらに有用な知識や転職・就職に活きるスキルが欲しい方は日商簿記2級やさらに上位の資格を目指してみましょう!!!

 

 




 

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