ITストラテジスト(ST)過去問解説~令和4年度(2022年度)午前2(問23)

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過去問道場的なものがなかったので、勉強ついでに記事で残そうと思います。
この記事はITストラテジスト(ST)令和4年度(2022年度)午前2-問23です。

 

問23 電子政府における調達のために参照すべき暗号のリストについて

 

総務省及び経済産業省が策定した “電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTEREC 暗号テスト)” を構成する暗号リストの説明のうち,適切なものはどれか。

 

ア 国及び地方公共団体,並びにこれに準ずる公的機関は,公共の福祉を目的として他社の著作物を使用する場合,著作権者に使用料を支払う必要がないという考え方
イ 著作権者は,著作権使用料の徴収を第三者に委託することが認められており,委託を受けた著作権管理団体はその徴収を公平に行わなければならないという考え方
ウ 著作物の利用に当たっては,その内容や題号を公正に取り扱うため,著作者の意に反し,利用者が勝手に変更,切除その他の改変を行ってはならないという考え方
エ 批評,解説,ニュース報道,教授,研究,調査などといった公正な目的のためであれば,一定の範囲での著作物の利用は,著作権の侵害に当たらないという考え方




解説

電子政府における調達のために参照すべき暗号のリスト(CRYPTREC 暗号リスト)とは,暗号技術検討会及び関連委員会(CRYPTREC)により電子政府での使用に際しての安全性及び実装性能が確認された暗号のリストです。
情報セキュリティ政策会議で決定された「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準」では、政府機関の情報システムに使用する電子暗号及び電子署名のアルゴリズムとして可能な限りCRYPTREC暗号リストにあるアルゴリズムを採用する運用ルールを定める必要があることが明記されています。

CRYPTREC暗号リストは、電子政府推奨暗号リスト、推奨候補暗号リスト及び運用監視暗号リストで構成されています。

よってウが正解です。

令和4年度 ITストラテジスト午前2 リンク集




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